ランニングをしています。長く走るコツを教えてください
Q.最近健康のためにランニングをしているのですが距離が延びません。長く走るためにはどのようなポイントがあるでしょうか
健康診断で少々悪い数値が出たため、食事の改善と適度な運動という事で、軽いランニングをはじめました。
走る事は楽しいと感じられるのですが、走っているとどうにも疲れてしまい、結局短い距離しか走る事が出来ません。
無理せず走ろうと思っているせいもあるかと思いますが、ある程度の距離を走ると、足も腕もパンパンになって、前に進むのが嫌になって、そろそろいいか?と思うのですが、その距離がほとんど同じで、その先に行けない自分がいます。
少しでも距離を伸ばして、地域で行われるちょっとした大会にも参加してみたいと思っているので、ランニングの距離を伸ばすポイント、コツを教えていただきたいのです。
A.長い距離を走るためには、「無理せず自分のペースを作る事」がポイントです
ある程度の距離を走るという事は、まず質問者さんがいうように、無理せずという事が第一です。
アスリートのように大会を控えていて追い込む、という事もなく、健康のために、また市民ランナーとしてマラソンを楽しみ、その先に大会に出る事が出来たらいいなと、楽しいマラソンという事を考えるのなら、無理なくという事で正解です。
距離が伸びない、どうしてもその距離から先に行けないという事ですが、ペースはしっかり守っているでしょうか。
だれでも今の自分にあったペースというものがあり、そのペースを乱して速く走ってしまったり、逆に遅すぎるというと、とても疲労します。
これは一流アスリートでも同じで、オーバーワークになってしまえばだれでも疲労してしまうのです。
今1キロ何分で走っているのか、タイムをとってみて、その1キロごとのタイムの平均値をとり、次回からは最初の1キロもそのペースで走る様に心がけます。
自分のペースが確認できて、疲労しない走り、距離を伸ばせる走りになるのではないか?と思います。
多分最初はとても速いペースで入ると思いますので、それを抑えるだけでも疲労せず、距離を少しずつ伸ばせる走りになるでしょう。
A.自分のフォームを確認したことがあるでしょうか。乱れたフォームは疲労します
長い距離を走るためにはフォームも重要です。
自分に合ったフォームで走る事が一番という意見もありますが、そのフォームが非常に疲労するフォームであるなら、少しは矯正が必要でしょう。
長距離のコツとしては、無駄のない燃費のいい走りを心がけるという事です。
上にぴょんぴょん飛ぶように走るのでは疲労がたまりやすく効率の悪い走りです。
跳躍を行っている方は、こうした走りのトレーニングを行い跳躍力を鍛える訓練をしますが、ランニングでは疲れるだけです。
跳ねる事がないように意識して走り始め、最後の方、疲労してくると次第にまた跳ねる走りになるので、はねない、足を前に持っていくという事を意識してみると燃費のいい走りが出来、距離も伸ばしていくことができるでしょう。