長いこと便秘が続いています。解消法が知りたいです
高齢者に見られる便秘について
高齢者に見られる身体症状の一つとして便秘があります。
年齢を経るに従って、体調が変化しますが便秘も高齢者によく見られる症状として知られています。
便秘は腸働きの低下によって引き起こされるものですが、腸の筋肉の働きが加齢によって低下してしまうと便秘の症状が現れてきます。
腸の働きが低下してしまうと腸に便がつまりやすくなってしまいますので、結果として便秘になってしまうのです。
食生活の変化
高齢になると便秘になりやすくなる原因として食生活の変化も考えられます。
高齢者の方は一般的に小食ですので、その結果として腸の働きが弱くなってしまいます。
それが便秘の原因になってしまうことになります。
小食になってしまうと排便の回数がへりますので、それも便秘の原因になってしまいます。
また、疾患などのために薬を服用することが高齢者の場合にはその副作用のために便秘になってしまうことがあります。
このような場合には担当の医師に相談をして薬を変更するようにするといいでしょう。
高齢者の方の便秘の予防法
高齢者の方は日ごろから便秘になることを避けるための生活習慣を身に着けておくといいでしょう。
例えばこまめにトイレに行くようにするのがお勧めの方法です。
トイレの回数が増えることによって、腸の働きが活性化されるようになるものです。
出来るだけ多くの回数トイレに行くために、時間を決めて仮に便意が無かったとしてもトイレに行くようにするといいでしょう。
そのような日常的な生活を送っていれば、高齢者の方の便秘を予防することになります。
また、腸の働きの低下を予防するために、積極的に運動をすることもお勧めです。
そんなに激しい運動をする必要はありません。
20分程度の散歩でも十分な効果が得られるはずです。
また、栄養のバランスを考えた食事をいつも心がけるようにするのも肝要です。
便が固くなるのを防ぐ意味で水分を常に十分に補給することもお勧めです。
腸内環境を整えるためにミネラルが含まれたサプリメントを飲んでもよいでしょう。
また病気の治療薬の副作用によって便秘になってしまうことも考えられますので、それを予防するために病気にならないように心がけることも重要です。
普段から健康的な生活を送っていって、自分の健康には常に留意するようにするといいでしょう。
若いころと同じ体を持っているはずだと思い込むことはやめて、自分の体はだんだんと老化していくので、便秘になりやすいのだということを自覚しておくといいでしょう。
便秘の予防は高齢者の方の健康増進に大きな意味を持ってきますので、積極的にそれに取り組んでいくと、いつまでも健康な体を手に入れることも可能になりますので、充実した老後を十分に楽しめるようになるかもしれませんね。